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ハンバーグ(その6)~蒸し焼き&余熱で深い味に!~

ハンバーグ(6-1)

この「深い味をつくる!」というテーマを、11月に一冊の本として刊行する予定です。

本には、ここまでご紹介してきた料理に加え、次回のご紹介するビーフシチューを始め、
まだまだたくさんの料理を収載する予定です。

選んだ料理の条件は、以下の2つ。
・ふだん、家庭でよくつくられ、食べられている料理。
・その中で、特に高価な材料を使わなくても、つくり方を少し工夫するだけで、
 仕上がりの味わいが、グッと深くなるもの。

たくさんの料理をつくってきて、一つ気がついたことがあります。

それは、ふたというものをあまり使わないということです。
家庭料理のレシピでは、「ふたをして」という表現がよく出てきますが、
実は、ふたをしないでつくったほうが味が深くなる料理が多いのです。

四半世紀近く、料理編集者をしてきたのですが、これは今回、初めての発見!でした。

そんな中、数少ない例外は、このハンバーグです。
ハンバーグは、最後にふたをして、蒸し焼きにするほうがおいしくなります
(同じようなのが、ギョーザですね)。

しかし、蒸し焼きをすればハンバーグの味が深くなる、というわけではりません。
ふたをして焼いたあと、少し早めに火から下ろし、しばらくそのまま置いておきます。

この余熱で、仕上げの熱がゆっくりとハンバーグに入り、肉にも一休みするする時間が与えれます。

このたった数分間で、味わいに深みが増すのです。

ハンバーグは、今回で終了です。次回はビーフシチュー。9月6日(木)更新予定です。

 

料理/関岡弘美(せきおか・ひろみ)
料理研究家・日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。京都生まれ。就職を機に上京し、出版社で料理雑誌の編集に約6年間携わる。その後、1年半のフランス料理留学を経て、現在都内で料理とワインの教室を主宰。NHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』など、雑誌の料理ページや広告等で活動
中。著書に『カセットボンベ1本で、これだけ料理ができました!』(NHK出版)などがある。料理ブログbon et bonheur~料理、お菓子、ワインetc. 日々の暮らしで出会うおいしいと幸せ~を更新中。

撮影/鈴木泰介(すずき・たいすけ)
料理カメラマン。1982年生まれ。2005年東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。アマナを経て、写真家・木村拓氏に師事。2010年独立。NHKテキスト『きょうの料理』を始め、雑誌や書籍で幅広く活躍している。「あしたの生活」でも関連ブログがある、『0(ゼロ)から料理を始める人の、まず15品』でも、撮影を担当した。

このブログについて

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深い味をつくる!

いつもつくっている定番の料理。もっとおいしく、深い味になるレシピとは?

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関岡さん

関岡弘美

関岡弘美(せきおか・ひろみ)
料理研究家・日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。京都生まれ。就職を機に上京し、出版社で料理雑誌の編集に約6年間携わる。その後、1年半のフランス料理留学を経て、現在都内で料理とワインの教室を主宰。NHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』など、雑誌の料理ページや広告等で活動中。著書に『カセットボンベ1本で、これだけ料理ができました!』(NHK出版)などがある。
料理ブログbon et bonheur~料理、お菓子、ワインetc. 日々の暮らしで出会うおいしいと幸せ~を更新中。

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