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小川恭弘さんに教えてもらった南房パラダイスの魅力 その2

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◆ポトスの葉が顔より大きい

南房パラダイスの魅力を紹介する第2弾。11の温室が連なる全長300mの連続温室の真ん中に位置する大温室から続ける。こんな温室に住みたい(さすがに夏は暑いか)。とにかくどの植物もダイナミック。

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これぞモンステラという立派なモンステラの葉。

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これは何の葉だろう。モンステラ?確かに葉にモンステラのような切り込みがある。でもこれはポトスなのだ。よく喫茶店や玄関やトイレに飾られてる観葉植物のポトス。確かに趣味の園芸編集部にいたことのある私は、ポトスは大きくなるとモンステラ同様に、葉に切り込みが入ると聞いたことがある。しかし実際に目にすると、自分の知っているポトスとのあまりの差に驚く。

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ポトスの葉が小川さんの顔より大きい。

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この植物はアデナンセラ・パボニナ Adenanthera pavonina。和名は南蛮赤アズキ。その赤い実はアクセサリーの材料などになるそうだ。

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アデナンセラ・パボニナの実。中東から東南アジアにかけて自生している。

大温室内にとてもよい香りが漂っていた。嗅いだことのない香りだった。その香りの正体はこれ。

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シクンシというつる性植物だ。なんだろうフルーツの香りに近いのだが、とにかく言葉足らずで申し訳ないがいい香りだった。シクンシの香水があったらいいのにと思って「シクンシ 香水」で検索したら、同じ事言ってる人がいた。香水メーカーの人はこの記事を読んだら、ぜひ実現に向けて動いて欲しい。他にも検索でわかったことは、はじめは白い花が先、花色が徐々に赤く変わっていくらしい。

◆バナナLOVE

大温室に負けないほど私の心を熱くしたのは熱帯果樹温室だ。
私はバナナが好きで、いつも家のバナナスタンドにバナナをぶらさげ、スイートスポット(皮に出てくる斑点。熟して甘くなると出てくる。きれいな黄色のバナナしか食べたことない人は、スイートスポットたくさん出てから食べてみて欲しい。バナナの見方が変わる)が増えるのを待っているくらいだ。そんなバナナが樹上(正確にはバナナは木ではなく草本植物だが)になっているのを見ることができるのだ。

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これがバナナの雄花。

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先端に雄花、元の方には雌花がついて、実ができる。ただし普段口にしているバナナの多くは3倍体といってタネができない性質なので(だからバナナはタネがないのだ)、受粉しなくても実ができる。

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ちなみに普段売られているバナナは青いうちに収穫して、輸送して売られている間に熟しているのだが、樹上で完熟させた(スイートスポットたくさんになった)バナナはとてもおいしいらしい。樹上完熟バナナを食べることも私の夢の一つである。

バナナに熱くなりすぎた。
ほかにも熱帯果樹が目白押しだ。

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ゴレンシ(スターフルーツ)

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カカオ(幹から実がぶら下がってるのだ)

かなり個人的な思い入れで突き進んでいる南房パラダイスの紹介だが、楽しかったのだからしょうがない。まだ紹介したいことが残っている。次回も南房パラダイス編を続けさせてもらう。

(その3へ続く)


残念ながら2014年3月31日をもちまして
南房パラダイスは閉園しました。

小川恭弘さんは「みんなの趣味の園芸」の植物図鑑の執筆も担当中

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