そもそも“ツボ”って何ですか? ~ツボのお話 柳本真弓 著

今回からいよいよツボのお話です。
 
前回、経絡は「気と血が流れる道筋」と、お話しました。
経絡は五臓(肝、心、脾、肺、腎)と
六腑(胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦)、さらに心包に対応。
それらの臓腑と体の表面を結んでいます。
 

ツボは経絡を流れる「気」の出入り口であり、
経絡を通じて体のさまざまなところとつながっています。
 
例えば、ある臓器に異変があるとします。
すると、その臓器に対応した経絡上にあるツボにも異変が起こり、
その影響で、ツボは大くきなる、くぼむ、色が変わるなど、さまざまに変化。
この変化が不調を診断するときの手がかりとなるのです。
 
では、なぜツボを刺激すると不調の改善につながるのでしょう。
それは、異変が現れているツボを刺激すると、経絡の流れがスムーズになり、
体のめぐりやバランスが整うから。
ツボは不調を改善するための大切なポイントなのです。
 
次回からは、ツボに関するさまざまな疑問にお答えしていきたいと思います。
 
次回更新予定:1月17日(木)
 
 
柳本真弓(やなもと・まゆみ)
はり、きゅう、あんま、マッサージ指圧師。目白鍼灸院院長。
大学卒業後、専門学校で東洋医学を学び、2007年に鍼灸院を開業。
一か所一か所、反応を確かめながらの丁寧な鍼灸治療に定評がある。
著書に『NHKきれいの魔法 保存版 美に効くツボ』(NHK出版)、
『すっぴんが10歳若返る美肌ケア』(ソフトバンククリエイティブ)ほか。