洋風料理に楽しめる たけのこのオイル漬け

たけのこ料理といえば、たけのこご飯や煮物など和食が定番ですが、中川さんはオイル漬けにして洋風料理を楽しみます。

中川さんは、たけのこを“買う”習慣がないそうです。
なぜなら、毎年、春になると、大分に住むお父さまから、とれたての新鮮なたけのこがたっぷりと届くからです。

「段ボール1箱に、大小さまざまなたけのこがぎっしり。
すぐに食べきる量ではないので、水煮や塩漬けにしたり、干したりして保存します。
うちの家族は、和風のたけのこ料理をあまり好んで食べてくれないので、オイル漬けにして洋風料理にも展開するようになりました。
パスタやサラダ、煮込み料理や炊き込みピラフなどにしますが、家族も喜んで食べてくれます。
たけのこはアクがありますが、淡泊な味わいで食感がよいので、洋風の味つけによく合うんですよ」という中川さん。
お父さまのたけのこはアクやえぐみが少ないそうで、根元の堅いところも薄切りにして細かく刻み、余すところなく料理に使えるそうです。

中川さんのお父さまは、大分でさまざまな作物を育てながら自然を慈しむ生活を送っていらっしゃいます。
たけのこ以外にも、季節ごとの野菜や果物を便りがわりに送ってくださるそう。
うらやましいですね。

 

たけのこのオイル漬け

材料(つくりやすい分量)
ゆでたけのこ 1本(正味約300g)
塩 小さじ1/2
にんにく(つぶす) 1かけ分
赤とうがらし(小口切り) 1/2本分
好みのハーブ(タイム、バジル、イタリアンパセリ、ローズマリーなど) 少々
エクストラバージンオリーブ油 適量

1 たけのこは、2~3mm厚さの一口大に切り、水けを拭きます。
2 保存瓶にたけのこ、塩、にんにく、赤とうがらし、ハーブを入れ、
エクストラバージンオリーブ油をかぶるくらいまで入れます。
ふたをして冷蔵庫に1日おきます。ハーブは好みで、入れても入れなくてもOK。
※翌日から食べられます。冷蔵庫で約1か月保存可能。

中川さんのたけのこのゆで方
たけのこは外側の皮をはずし、先端に切り込みを入れて鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れます。ぬか(たけのこ1本に対し軽く一つかみが目安)、赤とうがらし1本を加え、中火にかけます。竹串がスッと通るくらいに柔らかくなったら、ゆで上がり。火から下ろし、そのまま一晩おいて冷まします。翌日、水で洗い、切り込みから柔らかい皮をむいて水けを拭きます。根元の堅い部分は切り落とすか、皮をこそげ取って薄切りにし、細かく刻んで一緒にオイルに漬け込んでも。

次回は、実ざんしょうをお届けする予定です。

 

料理・中川たま
(なかがわ・たま)神奈川県逗子市在住の料理研究家。友人・どいちなつさん、オズボーン未奈子さんとともにケータリングユニット「にぎにぎ」で活動後、2008年に独立し、雑誌、イベントなどで活躍。季節の食材を使った常備菜や保存食づくりが得意。著書に『「たま食堂の玄米おにぎりと野菜のおかず」』(主婦と生活社)がある。
神奈川県鎌倉市で週に2回(木曜と金曜)、料理教室と食堂「Atelier Lim」を開催。
ご本人のブログと食堂のブログを持っている。

撮影・公文美和

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逗子からの保存食便り

神奈川県の逗子在住の料理家・中川たまさんの、季節の手仕事をお届けします。

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中川たま

(なかがわ・たま)
神奈川県逗子市在住の料理研究家。友人・どいちなつさん、オズボーン未奈子さんとともにケータリングユニット「にぎにぎ」で活動後、2008年に独立し、雑誌、イベントなどで活躍。季節の食材を使った常備菜や保存食づくりが得意。著書に『「たま食堂の玄米おにぎりと野菜のおかず」』(主婦と生活社)がある。神奈川県鎌倉市で週に2回(木曜と金曜)、料理教室と食堂「Atelier Lim」を開催。ご本人のブログと食堂のブログを持っている。

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