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斉藤謠子の布バッグ 応用編Ⅰ「グレー」「森」

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布バッグの最大の魅力は、入れたい物や着る服に合わせて、
自分の使い勝手よく自由にアレンジできること。

私自身も、これまで紹介した布バッグの中から、
その時々で丈や幅、布地などいろいろ変えて作っては、
ふだんづかいのバッグとして楽しんでいます。

今回はそのアレンジ例を2点紹介します。
1つめは、上写真のシンプルなバッグ「グレー」。

リバーシブルバッグ「ドロップ」 (下写真右)の応用形です。

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「グレー」は「ドロップ」より、丈を9㎝短くしました。
布地も変えましたが、丈を短くするだけで印象も大きく変わり、
カジュアルなお出かけバッグとして使えます。
バッグの大きさに関わらず、短めにつけた幅広の持ち手が、
このバッグのおしゃれのポイントですね。

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裏布はダイヤ柄。リバーシブルバッグなので、
裏返して使うと、全く違う雰囲気で持つことができます。

秋から冬に持つなら、布はウールもおすすめです。
着なくなったウールの上着やスカートなどのリフォームでもいいのでは。
縫い方は木綿と同じですが、ざっくりした織りの場合、
縫い代は多少多めにとっておいたほうがよいでしょう。

古いセーターを洗濯機で洗って圧縮させたニットを、
表布として使うのも面白い試みです。
ウール地やニットを表布にしたときは、
伸び止めとして裏布は木綿にするのが鉄則です。

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2つめのアレンジ例「森」を紹介しましょう。

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これは、タックが小粋なバッグ「白樺」(写真左)のバリエーションです。
口幅を出来上がりで4㎝広げて、タックの本数も12本から14本に。
左右対称に広げることで、持ち手の位置も中央に納まります。

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持ち手と本体サイドの外パイピングの布は、
遠目には無地のこげ茶色に見えますが、実は小さな格子柄。
本体の草木柄のかわいらしさと直線をさりげなく対比させて、
全体にメリハリをつける工夫なのです。
細かい部分も手を抜かない!――大人の布バッグの決め手です。

※出来上がり寸法 (グレー)丈29㎝、口幅43㎝、まち幅12㎝
(森)丈36㎝、口幅32㎝、まち幅12㎝

このブログについて

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斉藤謠子の布バッグな日々

あったらいいな、から生まれた手作り布バッグが続々登場!

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斉藤謠子

さいとう・ようこ
キルト作家。アメリカのアンティークキルトに興味を持ちキルトを始める。その後ヨーロッパや北欧にも目を向け、独自の色使いとデザインのキルトを制作している。基礎をていねいに押さえた作品づくりに定評があり、スクールや通信講座で講師を務める。NHK「すてきにハンドメイド」をはじめテレビや雑誌などに多数の作品を発表。海外でも作品展や講習会を行うなど人気が高い。著書に『斉藤謠子 緑の散歩道』『斉藤謠子 キルトの花束』『斉藤謠子の北欧キルト』『斉藤謠子のふだんづかいの布バッグ』(以上、NHK出版)ほか多数。

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