nuno

斉藤謠子の布バッグ(ひとまず最終回) 応用編Ⅱ「月」「レモン」

nunobag1 DSCN9708

前回に引き続いて今回も、これまでご覧いただいた布バッグの中から、
布やデザインの一部をアレンジしたものを2例紹介します。

上写真のソフトなショルダーバッグの作品名は、「月」。
肩ひもは通常よりちょっと短めで、
肩から掛けてちょうどわきで押さえられる長さに。
ぶらぶらせずに持ちやすく、安定感があります。
 
nunobag2 DSCN9947
三日月形ショルダーバッグ「こけもも」(右)のアレンジで、
本体は同じ形ですが、肩ひもの素材と長さを変えて作りました。
「こけもも」は旅行用やタウン用。スポーティーに斜め掛けできるように、
持ち手は長くして丈夫なナイロンテープを使用しています。
 
nunobag3 DSCN9720
対して「月」は、もうちょっと気軽なお出かけ用。
本体や共布で作った肩ひもにも、接着しんはつけていません。
手さげにすると、くしゅとした巾着袋のような感じで持つことができます。

生地の厚みにもよりますが、接着しんの使用については、
ぱりっと張りを持たせたいのか、やわらかい感じに仕上げたいかなど、
ご自分のイメージにそって決めればよいでしょう。

ただし接着しんをつける場合は、裏布側にはることをおすすめします。
表布に響かないのできれいに仕上がり、何回洗濯しても安心だからです。
 
nunobag4 DSCN9934
次に紹介するのはダイヤ柄の「レモン」(右)。
左のコード使いがポイントのバッグ「クールビッツ」の布地違いです。
 
nunobag5 DSCN9734
こちらのバッグは表布、裏布共に、「クールビッツ」より薄手の素材を使用。
春から夏にかけての装いにぴったりの、爽やかなパステルカラーです。
同じデザインでも生地の質感や色合いによって、
シルエットや雰囲気の変わる点が、布バッグ作りの楽しいところですね。
 
nunobag6 DSCN9781
上端の両肩を折り込めば、持ち手から続くコード使いが強調されて
Aラインのようなシルエットで持つこともできます。

布地のやわらかさや温かみ、表情豊かな色や柄を生かし、
サイズや形などを自分好みにアレンジしながら、
さっと簡単に作れる布バッグ。

ちょっと人に自慢したくなるような、
そしてあなたらしいバッグを、早速作ってみませんか?

※出来上がり寸法 「月」丈23㎝、幅35㎝、まち幅9㎝、肩ひも:6㎝幅(中央5㎝)×43㎝
「レモン」丈(前中央)33㎝、口幅約32㎝、まち幅(底)11㎝

『NHK出版 あしたの生活 斉藤謠子のふだんづかいの布バッグ』に掲載している
25点のバッグをすべて紹介しました。
まだまだ私のキルトじゃない手作り布バッグの話をしたいのですが、
定期的な更新は区切りがよいので、ひとまずお休みいたします。
またお会いしましょう!

このブログについて

nuno

斉藤謠子の布バッグな日々

あったらいいな、から生まれた手作り布バッグが続々登場!

ブログ著者

新 斉藤先生顔写真

斉藤謠子

さいとう・ようこ
キルト作家。アメリカのアンティークキルトに興味を持ちキルトを始める。その後ヨーロッパや北欧にも目を向け、独自の色使いとデザインのキルトを制作している。基礎をていねいに押さえた作品づくりに定評があり、スクールや通信講座で講師を務める。NHK「すてきにハンドメイド」をはじめテレビや雑誌などに多数の作品を発表。海外でも作品展や講習会を行うなど人気が高い。著書に『斉藤謠子 緑の散歩道』『斉藤謠子 キルトの花束』『斉藤謠子の北欧キルト』『斉藤謠子のふだんづかいの布バッグ』(以上、NHK出版)ほか多数。

ブログ最新記事