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自家製ツナの味わい かつおのオイル漬け(再)

かつおのオイル漬け完成IMG_0632

まぐろの代わりにかつおでつくる、自家製ツナ。
かつおをオリーブ油で香りよく煮て、そのまま漬け込みます。

「わたしも家族も缶詰のツナが苦手なので、うちではツナといえば、かつおのオイル漬け。
特に夫は、週末に自分でつくって酒のあてにするほど、好物のようです。
自家製だと缶詰特有の臭いがしないので、かつおの風味がストレートに味わえます。
細かく切ったりほぐしたりしなければ、立派な主菜になるほどボリュームもたっぷり。
ハーブや香味野菜で好みの風味に調えられるのも、自家製ならではですね。
かつおは背側、腹側、どちらでもおいしくできるので、お好みで。
缶詰のツナと同じように、サンドイッチやサラダ、パスタなど、
さまざまな料理に活用してください。
かつおを漬けたオイルも、うまみ&風味がたっぷり。
パスタのソースやドレッシング、炒め油などに使うと、おいしいですよ」
と、中川さん。
ちなみに、どうして、まぐろではなく、かつおでつくり始めたのでしょうか。
と、聞いてみました。

「まぐろは種類によって脂が多かったり少なかったりして、味に差があるんですね。
その点、かつおは脂ののり方も味わいも一定なので、安心して楽しめます。
旬のかつおは、まぐろより安いというのも、もちろん理由の一つです」

かつおのオイル漬け

材料(つくりやすい分量)
かつお 1/2節
塩 二つまみ
オリーブ油 適量
にんにく(薄切り) 1かけ分
赤とうがらし 1本
ローリエ 2枚

1 かつおは1.5cm厚さに切り、塩を両面にまぶして15分間ほどおきます。かつおから水分が出てくるので、紙タオルで拭き取ります。
2 直火対応のバット、またはフライパンや浅めの鍋の底全体に行き渡るように、オリーブ油を入れます。その上にかつおを並べ、皮を剥いて薄切りにしたにんにく、赤とうがらし、ローリエをのせ、オリーブ油をヒタヒタに注ぎます。

中川さんは直火対応のホウロウのバットを使用。

中川さんは直火対応のホウロウのバットを使用。

3 2を弱火で15分間ほど煮ます。火から下ろしてそのまま冷まし、油ごと密封容器に入れます。ここで大事なのは、かつおが油に完全に浸かっていること。もし油面から出るようならば、オリーブ油をヒタヒタになるまで足してください。

バットを火にかけて火を通し、冷ましてふたをし、そのまま保存します。

バットを火にかけて火を通し、冷ましてふたをし、そのまま保存します。

※すぐに食べられます。かつおが油に浸かった状態で、冷蔵庫で約2週間保存可能。

料理・中川たま
(なかがわ・たま)神奈川県逗子市在住の料理研究家。友人・どいちなつさん、オズボーン未奈子さんとともにケータリングユニット「にぎにぎ」で活動後、 2008年に独立し、雑誌、イベントなどで活躍。季節の食材を使った常備菜や保存食づくりが得意。著書に『「たま食堂の玄米おにぎりと野菜のおかず」』 (主婦と生活社)がある。
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神奈川県の逗子在住の料理家・中川たまさんの、季節の手仕事をお届けします。

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中川たま

(なかがわ・たま)
神奈川県逗子市在住の料理研究家。友人・どいちなつさん、オズボーン未奈子さんとともにケータリングユニット「にぎにぎ」で活動後、2008年に独立し、雑誌、イベントなどで活躍。季節の食材を使った常備菜や保存食づくりが得意。著書に『「たま食堂の玄米おにぎりと野菜のおかず」』(主婦と生活社)がある。神奈川県鎌倉市で週に2回(木曜と金曜)、料理教室と食堂「Atelier Lim」を開催。ご本人のブログと食堂のブログを持っている。

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