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フェイスブックを知られたくなかった

相談

働き始めて5年目です。あまり人付き合いが得意ではないのですが、以前、大学時代の親しい友人に誘われてフェイスブックを開きました。個人のアドレスだったので会社の同僚には内緒にしていましたが、先日、どうやって調べたのか「〇〇ちゃん、フェイスブックやってるんだね、友達承認してよ」といわれ、OKをしました。
けれど、今になって本当にココロの底から後悔しています。
同僚のフェイスブック承認をきっかけに、会社のほかの人からも友達申請がきてしまい、断るにも断れず…いつもプライベートをのぞかれているようなイヤな気分です。
もちろん、見せたくないページは非公開にしていますが、
なんとなく毎日気分が重いのです。
ほかに相談する人もいないし、どういった心構えで過ごせばいいか、アドバイスをお願いいたします。

Dr山本の回答

メール拝見しました。お悩みのご様子、伝わってきます。心理学のことばに、「他人と過去は変わらない。でも、今とこれからの自分は変えることができる」というのがあります。あなたの悩みは、「同僚のフェイスブックに承認をしてしまったこと」にあるようですね。後悔先に立たず、ということばもあるように、そのことはもうどうにもならないのです。ですから、これからの自分の対応について、前向きに考えてみましょう。
 まず、「会社のほかの人からも友達申請がきてしまい、断るにも断れず・・・」と書かれていますが、フェイスブックに拒否感(いつもプライベートがのぞかれているようなイヤな気分になる)があるなら、きちんと断ることをしてみてください。「職場の人とは、フェイスブックのやりとりはしないと決めたの」ときちんと自分の意志を告げる勇気が今のあなたには必要でしょう。はじめはちょっと気が引けるような感じがするかもしれませんが、きちんと自分の気持ちを人に伝えることを繰り返すことで、自信がもて、後悔しない生き方に変わることができます。
 また、「見せたくないページは非公開にしていますが、なんとなく毎日気分が重いのです。」と書かれているところですが、「非公開にしているのなら、誰も見ていない。なんら心配も不安もいらない」という認識に改めてはいかがでしょうか。
 コップの中に水が半分入っているのを、「半分しかない」と思うことも、「半分もある」と思うのも自由ですが、マイナス思考をすると気が重くなり、プラス思考で現実をとらえることで、明るく幸せな人生を送ることができます。今回のこの悩みをきっかけに、プラス思考にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。災い転じて福となす、ということわざがありますね。

山本晴義(やまもと・はるよし)
横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長。医学博士、認定産業医、公認スポーツドクター、産業カウンセラー。専門は心身医学、産業医学、健康教育学。著書に『メンタルヘルス対策の本(労務行政)』、『ストレス一日決算主義(NHK出版)』。

このブログについて

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ブログ著者

山本晴義先生

山本晴義

(やまもと・はるよし)横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長。医学博士、認定産業医、公認スポーツドクター、産業カウンセラー。専門は心身医学、産業医学、健康教育学。著書に『メンタルヘルス対策の本(労務行政)』、『ストレス一日決算主義(NHK出版)』。
mental-tel@yokohamah.rofuku.go.jp(勤労者こころのメール相談)

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