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夫がラーメン屋を開きたいと言い出して

相談

こんにちは。共働きをしている40代女性です。
夫は一回り年が離れていて、
もうすぐ55歳になるのですが、
早期退職をして「ラーメン屋を開きたい」といい始めています。
普段はとくに家で料理をするわけでもなく、食べ歩きも週末にちょっとやる程度なので、絶対うまくいくはずないと思うのですが、本人大真面目です。
調理師学校のパンフレットなんかを取り寄せているのをみると、どうやら本気のようで、応援したいという気持ちよりも「将来への不安」のほうが大きくなっていきます。
子どもはまだ小学生だし、自分も働いているので夫がラーメン屋をたとえ開いたとしても手伝えません。失敗したときのことを想像すると、思いとどまるように説得するべきなのか、このまま夫がやりたいことを見守るべきなのか、どちらが正しいのでしょうか。

Dr山本の回答

メール拝見しました。お悩みのご様子、伝わってきます。ご主人の転機、と考えても「失敗しそう」との不安、よくわかります。あなたの素晴らしいところは、そうした不安や反対の思いを、すぐにご主人にぶつけることなく、少し抱えて、こちらにご相談されたことです。それは、不安な気持ちもありながら、ご主人が目を輝かせて、夢を語る童心に、水をさしたくないという優しい気持ちがあったからではないでしょうか。
実際にやるかやらないかの結論はもう少し待って、今はもうしばらくご主人の夢を見守ってあげていてもいいのではないでしょうか。
キーワードは、「間」です。あなたが「間」をもって、ご主人の夢を見守ってあげることで、ご主人も「間」をもって現実と向き合うようになると思います。この機会に夫婦で、ゆっくりと将来のことについて、語り合うことにしてはどうでしょうか。夫婦とも同じ夢が見られたらいいですね。「雨降って、地固まる」ということわざもあります。焦らないこと、諦めないこと、そして夫婦のコミュニケーションを怠らないことです。

山本晴義(やまもと・はるよし)
横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長。医学博士、認定産業医、公認スポーツドクター、産業カウンセラー。専門は心身医学、産業医学、健康教育学。著書に『メンタルヘルス対策の本(労務行政)』、『ストレス一日決算主義(NHK出版)』。

このブログについて

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ブログ著者

山本晴義先生

山本晴義

(やまもと・はるよし)横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長。医学博士、認定産業医、公認スポーツドクター、産業カウンセラー。専門は心身医学、産業医学、健康教育学。著書に『メンタルヘルス対策の本(労務行政)』、『ストレス一日決算主義(NHK出版)』。
mental-tel@yokohamah.rofuku.go.jp(勤労者こころのメール相談)

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