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大寒(再)

霧島山不動池IMG_7676-2s

<1月20日>
大寒(だいかん)

今日は大寒です。寒さが極まり、一年で一番寒い時期です。
「寒の入」から「寒明け」まで「寒中」は約三十日ありますが、「大寒」はちょうど真ん中にあたります。
けれども厳しい寒さのなかで、ふと木々を見上げると、桜の木が米粒ほどの芽をつけているのに気付きます。
植物たちは、すでに春の準備をととのえているようです。
こころなしか、日も永くなってきたように感じられます。
寒が明けると「立春」です。
春はそこまで来ています。

大寒の空の宏さを虚無といふ   八田木枯
(はった・こがらし 1925-2012)

1月の七十二候②
初候 1月20日~24日       款冬華(ふきのはなさく)
  蕗の薹(ふきのとう)が咲き始める
次候 1月25日~29日      水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
  沢の氷が厚くなる
末候 1月30日~2月3日     鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)
  鶏が卵を産み始める

*本コーナーの七十二候は『略本暦』に拠っています。七十二候は、二十四節気の各一気をさらに細かく約5日ごとに分け、それぞれを気象や動植物の変化などの短い言葉で言い表したものです。

撮影メモ:霧島山不動池は、鹿児島宮崎県境にある霧島山のカルデラ湖の不動池の、
湖畔に雪が積もった光景です。湖水のエメラルド色とのコントラストが鮮やかです。

写真:宮武健仁(みやたけ・たけひと) 
日本写真家協会会員。1966年大阪生まれ、徳島育ち。1995年徳島に帰郷し、郷里の吉野川を中心に瀬戸内海・太平洋・四万十川など四国の 水を撮り歩く。2009年より通い続ける桜島の赤い噴火や、火山雷の写真は、「ナショナルジオグラフィック」誌などで紹介され、2012年に写真絵本「桜島の赤い火」(福音館書店)出版。現在ライフワークとしている水の風景に加え、活火山と、火山が作り出した特徴のある地形を求めて国内各地に出かけている。

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今週の季節の言葉

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ブログ著者

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浦川聡子

(うらかわ・さとこ)
俳人。編集者。1986年より俳句をはじめる。1993年、第11回現代俳句協会新人賞受賞。日本文藝家協会会員・国際俳句交流協会実行委員。現代俳句新人賞選考委員。アマチュアオーケストラ(弦楽器)に所属、音楽を題材とした作品に定評がある。平成25年度版『明解国語総合』(高校国語教科書)に作品収載。句集に『クロイツェル・ソナタ』『水の宅急便』。『眠れる木』。『教科書にでてくる!俳句かるた』監修。今年3月、別冊NHK俳句『もっと知りたい美しい季節のことば』を刊行。ブログはこちら「浦川聡子 俳句の世界へ」
フェイスブックhttp://www.facebook.com/satoko.urakawa.1

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