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七味とうがらし(再)

七味とうがらし完成IMG_0239

自家製ならではの香りのよさを楽しみましょう。

「七味とうがらしは、関西と関東では味が違う気がします。
関西は、さんしょうのピリッとした辛みが強いのが特徴。
関東はさんしょうの風味が薄く感じます。
逗子では関西風の七味とうがらしが買えないので、自分でつくり始めました。
うどんだけでなく、炒め物、チャーハン、焼きそば、煮物のトッピングや、おでんのからしの代わりにして活用しています」
という、神戸出身の中川さん。

もう数年前から、七味とうがらしづくりは冬の恒例行事。

イベントに出品したり、お友達に差し上げたりするのもしょっちゅうで、ふだんは大量につくりますが、ここでは家庭で使うのに適した分量で、レシピを紹介していただきました。

「実ざんしょうは乾燥したものを使いますが、なければ粉ざんしょうで代用してください。
その場合は、すりつぶさずに、一味とうがらしなどと一緒に混ぜます。
けしの実の余りは、クッキーやパン、まんじゅうなどのお菓子や、ごまの感覚で、おひたしなどに。
麻の実はふだんはあまり使わない食材ですが、栄養価が高く、体によい素材。
余りは炒ってサラダのトッピングや、同じく炒ったけしの実や炒った玄米とともに和風グラノーラにするとおいしいですよ」

七味とうがらし

材料(つくりやすい分量)
陳皮(つくり方は陳皮の回参照) 大さじ1くらい
実ざんしょう(乾)・麻の実・一味とうがらし・青のり・金ごま・けしの実 各大さじ1

上/(右から)青のり、一味とうがらし、麻の実。 下/(右から)陳皮、けしの実、金ごま、実ざんしょう

上/(右から)青のり、一味とうがらし、麻の実。
下/(右から)陳皮、けしの実、金ごま、実ざんしょう。

1 陳皮、実ざんしょう、麻の実はすり鉢で細かくすりつぶし、ボウルに移す。
2 一味とうがらし、青のり、金ごま、けしの実を加えて混ぜる。
※密封容器に入れて常温で約半年間保存可能。
辛いのが好みなら、実ざんしょう、一味とうがらしの量を増やすとよい。

次回はみかんジャムをお届けする予定です。

料理・中川たま
(なかがわ・たま)神奈川県逗子市在住の料理研究家。友人・どいちなつさん、オズボーン未奈子さんとともにケータリングユニット「にぎにぎ」で活動後、 2008年に独立し、雑誌、イベントなどで活躍。季節の食材を使った常備菜や保存食づくりが得意。著書に『「たま食堂の玄米おにぎりと野菜のおかず」』 (主婦と生活社)がある。
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撮影・公文美和

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逗子からの保存食便り

神奈川県の逗子在住の料理家・中川たまさんの、季節の手仕事をお届けします。

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中川たま

(なかがわ・たま)
神奈川県逗子市在住の料理研究家。友人・どいちなつさん、オズボーン未奈子さんとともにケータリングユニット「にぎにぎ」で活動後、2008年に独立し、雑誌、イベントなどで活躍。季節の食材を使った常備菜や保存食づくりが得意。著書に『「たま食堂の玄米おにぎりと野菜のおかず」』(主婦と生活社)がある。神奈川県鎌倉市で週に2回(木曜と金曜)、料理教室と食堂「Atelier Lim」を開催。ご本人のブログと食堂のブログを持っている。

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