穀雨

<4月20日>
穀雨(こくう)

今日は穀雨です。「春雨が降って百穀を潤す」意味。しっとりした雨が草木を包み、
いのちを育んでいきます。
この頃の雨は、「春雨」「春時雨」「菜種梅雨」などの言葉を持ちますが、いずれもやわかで明るいイメージがあります。

ひねもすの穀雨の雨となりしかな  西嶋あさ子
(にしじま・あさこ=1938-)

昨年5月5日からスタートした「二十四節気七十二候」は、今回でようやく一巡です。
おりおりの写真と言葉を楽しんでいただけたでしょうか。
すこしお休みをして、また選りすぐりの言葉をお届けする予定です。

4月の七十二候②
初候 4月20日~24日      葭始生(あしはじめてしょうず)
  葦が芽を出す
次候 4月25日~29日     霜止出苗(しもやみてなえいずる)
  霜が降りなくなり、苗が育つ
末候 4月30日~5月4日    牡丹華(ぼたんはなさく)
  牡丹が咲き始める

*本コーナーの七十二候は『略本暦』に拠っています。七十二候は、二十四節気の各一気をさらに細かく約5日ごとに分け、それぞれを気象や動植物の変化などの短い言葉で言い表したものです。

撮影メモ:アシは高知県仁淀川下流のアシ原です。
青々とした葉が、国内屈指の清流で知られる清らかな流れに映えます。

写真:宮武健仁(みやたけ・たけひと) 
日本写真家協会会員。1966年大阪生まれ、徳島育ち。1995年徳島に帰郷し、郷里の吉野川を中心に瀬戸内海・太平洋・四万十川など四国の 水を撮り歩く。2009年より通い続ける桜島の赤い噴火や、火山雷の写真は、「ナショナルジオグラフィック」誌などで紹介され、2012年に写真絵本「桜島の赤い火」(福音館書店)出版。現在ライフワークとしている水の風景に加え、活火山と、火山が作り出した特徴のある地形を求めて国内各地に出かけている。
このたび、ナショナルジオグラフィック写真賞2013グランプリ受賞決定!

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今週の季節の言葉

心が、暮らしが豊かになる…そんな言葉を毎週一つずつお届けします。

ブログ著者

浦川聡子

(うらかわ・さとこ)
俳人。編集者。1986年より俳句をはじめる。1993年、第11回現代俳句協会新人賞受賞。日本文藝家協会会員・国際俳句交流協会実行委員。現代俳句新人賞選考委員。アマチュアオーケストラ(弦楽器)に所属、音楽を題材とした作品に定評がある。平成25年度版『明解国語総合』(高校国語教科書)に作品収載。句集に『クロイツェル・ソナタ』『水の宅急便』。『眠れる木』。『教科書にでてくる!俳句かるた』監修。今年3月、別冊NHK俳句『もっと知りたい美しい季節のことば』を刊行。ブログはこちら「浦川聡子 俳句の世界へ」
フェイスブックhttp://www.facebook.com/satoko.urakawa.1

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