ギョーザ1つににんにく1粒!?

 『禁断のレシピ』の中でも、最も禁断感のあるレシピの1つが「スタミナにんにくギョーザ」である。1つのギョーザに1粒まるまるにんにくが入っているという驚愕のギョーザなのだが…それって罰ゲームじゃないの? 本当においしいの? そもそも……本のためにつくったレシピなんじゃないの?? 

 そんな「やらせ」疑惑を払拭すべく、検証チームが多賀家に派遣されることになった。20代から50代まで、あらゆる年代の舌をもってその実態を検証するという物見遊山的特命プロジェクトである。

 そんな失礼極まりない我々を迎えてくれたのは、いつものように満面の笑みの多賀さんと、大量のにんにくであった。にんにく好きの多賀さんが選んだだけあって、大粒の極上品である。

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 「我が家は全員がにんにく好きで、ギョーザをつくるたびに『にんにくが足りない』と言われ続けてきたんです。そのブーイングに耐えかねて……それなら丸ごと入れてしまえ! ということで生まれたのがこのレシピ。我が家でも、特別の日にしか登場しない贅沢なメニューなんですよ。今日はみんなでつくりましょうね~」

 多賀さんはさっそくにんにくを手にとり、1玉ずつ電子レンジにかける。「きょうの料理」においてもこれまで見たことのない作業工程である。

 「皮ごと蒸し焼き状態にして、先ににんにくに熱を通しておくんです。あ、みなさんで薄皮をむいてもらってもいいですか?」

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 慣れない作業に手こずりながらも、なんとかむき終わったと思ったら、次のにんにくがチン! と目の前に差し出される、以下繰り返し……禁断のレシピを支えているのは、意外と地味な作業なのである。

 その間、多賀さんはテキパキとあんの準備をしている。ひき肉、キャベツ、にら、そしてもちろんここでもにんにくをフードプロセッサーに投入し、スイッチオン。ガーッと回して、あっという間にあんの完成。

 ここからは全員での共同作業、「包み」に入る。

多賀さんはまな板の上に巨大な皮(←特注)を並べ、あんをスプーンでポトッポトッと落としていく。そして、さきほどのにんにく1粒ずつトッピング。流暢な手つきの多賀さんを横目に、我々も見よう見まねで包んでいく。

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 そしていよいよ「焼き」。多賀家にしては小さいフライパンに油を注ぎ、ギョーザを並べていく。強火で焼きつけ、水を注いでふたをして蒸し焼きに。チリチリ…といい音がしてきたら、完成間近。皿にひっくり返せば、見事な焼き色に歓声があがる。

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 「おいしそう~~!!」

 「さ、熱いうちに食べましょう! ごはんもよそいましょうね」

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 大量のにんにくみじん切りが入ったタレをつけ、おそるおそる口に運ぶ。以下、検証チームの感想である↓

 「粒のにんにくはほっこりして甘味があり、予想外のおいしさ」(50代男性)

「あんもジューシーで、ご飯がいくらでも食べられるのも危険」(20代女性)

「これからはにんにく抜きだと物足りなく感じられそう」(30代男性)

「にんにく効果で指先がポカポカしてきた!」(30代女性)

 →結論「もはや、にんにくの入っていないギョーザでは満足できない!」

 

というわけで、無事、にんにくギョーザの真実が実証された。全員が全身にんにくまみれで鼻腔が麻痺しているため、にんにくの匂いはまったく気にならない。 みなさんもぜひお試しあれ!

「にんにくスタミナギョーザ」の動画はコチラ↓

餃子1個にニンニク1粒、スタミナつき過ぎる餃子の動画


『禁断のレシピ』

おかげさまで増刷出来!各所で話題沸騰!枝元なほみさんと多賀正子さんが美味しさだけを追求した「禁断」のレシピが満載です。

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