豆×豆乳で、おなかから温まる「冬のポタージュ」

ホクホクと木の実のような口当たりのひよこ豆と、豆乳。豆のダブル使いでおなかにやさしく、飲みごたえたっぷりのポタージュを。冬の朝、身体にエンジンをかける一杯になりますョ。

冬将軍の到来で、朝がつらい季節になりました。今冬は雨も多く、体が目覚めるのに時間がかかる方も多いことでしょう。なんとなく食欲がわかない、キッチンに立ちたくないという朝のために、今日はおなかにおさまりのよい、おだやかな風味の豆のポタージュをご紹介します。

ベースとなるのは豆乳です。美容と健康の友、栄養バランスに優れていることは皆さんご存知の通り。ただし、呉汁からおからを取り除いたものですから、食物繊維は控えめです。そこで、ベジタリアンのタンパク源として非常にポピュラーなひよこ豆を取り合わせて食物繊維を補い、「噛む」ことで眠っている身体を活性化させます。脂肪分が少なく、コレステロールを下げる効果も期待されるひよこ豆は、おいしさも愛らしさも格別! 我が家では常備品です。

ひよこ豆はひと握り取り置き、ピリッと辛いカイエンヌペッパーをまぶしておきます。仕上がりに散らす分ですが、これがあるとないとでは大違い。「噛む」効用と、平板になりがちな風味にアクセントを与える、大事な役割を果たします。軽くソテーした玉ねぎと豆乳、ひよこ豆はミキサーに合わせて、市販のチキンブイヨンに塩を少し、隠し味に砂糖もちょっと加えて、なめらかになるまでかくはんします。こしょうもお忘れなく。

これを弱火でよく温めて、ソーセージをイン。取り置いたひよこ豆をふり混ぜれば、もう出来上がり。前夜のうちに支度をしておくか、バーミクスなどを活用して時短を図れば、朝一番でも負担にならないでしょう。

飲み終える頃にはおなかホカホカ。今日もがんばるぞ! という気持ちになれるはず。さあ、行ってらっしゃい!

 

ひよこ豆×豆乳のポタージュスープ

材料(2人分)
ひよこ豆(水煮またはドライパックでよい) 150g
 ★乾燥豆からの場合、70gを使用。浸水後に柔らかくゆで、水けをきる。
ソーセージ 2本(80g)
たまねぎ 1/3コ
豆乳(無調整) 200㎖
オリーブ油(またはサラダ油) 小さじ1
カイエンヌペッパー(一味唐辛子でもよい) 少々


 チキンブイヨン(顆粒)小さじ1/3
 塩 小さじ1/5(1g)
 砂糖 小さじ1/2
 こしょう 少々

1 ソーセージは小口から5mm幅に切る。たまねぎは、縦8等分にする。

2 フライパンにオリーブ油を入れて弱火にかけ、たまねぎをじっくり炒める。たまねぎが透き通ってきたら、片寄せ、ソーセージを軽く色づくまで炒める。ソーセー
ジだけを皿に引き上げる。

3 ひよこ豆は飾り用に少量をとり置き、カイエンヌペッパーをふりまぶしておく。残りのひよこ豆をミキサーに入れて、2のたまねぎを加え、豆乳を注ぐ。
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なめらかになるまでかくはんしたら、小鍋に移して弱火にかける。Aの調味料をすべて加え混ぜる。1のソーセージも加えて、温める。
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器に注ぎ、とり置いたひよこ豆を浮かべる。出来上がり。

 

●鮫島正樹(さめじま・まさき)
料理家、メニュー開発コンサルタント。1951年生まれ。故・入江麻木氏に師事、ヨーロッパ家庭料理と伝統菓子を学ぶ。1983年に独立、「フード アート アンド デザイン シィ」を立ち上げる。以降、NHK「きょうの料理」講師をはじめ、欧風家庭料理をベースとした健康派のレシピを、作る楽しみとともに発信している。近年は、自らの暮らしと照らして、中高年のための食卓提案に力を注いでいる。著書に「食べてきれいになる137レシピ」、「三ッ星サラダBOOK」(ともに世界文化社刊)ほか。今年はガス・電気器具の故障連発で、受難。寒がりのこと、ヒーターの新調、検討中。

◇小鮫(こさめ)
鮫島スタジオを取り仕切る、古参の助手。師匠にも、容赦ない毒舌を浴びせること度々。無類の甘党。早朝、飲まず食わずで病院へ。検査に行って体調を崩す、この皮肉。厚着+栄養補給+睡眠でのりきるゾ~。

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鮫島式 シニアごはん

料理研究家の鮫島正樹さんが、ふだんの食生活とレシピを公開します。

ブログ著者

鮫島正樹

(さめじま・まさき)料理家、メニュー開発コンサルタント。1951年生まれ。
故・入江麻木氏に師事、ヨーロッパ家庭料理と伝統菓子を学ぶ。
1983年に独立、「フード アート アンド デザイン シィ」を立ち上げる。
以降、NHK「きょうの料理」講師をはじめ、
欧風家庭料理をベースとした健康派のレシピ、作る楽しみを発信している。
近年は特に、中高年のための食卓提案に力を注いでいる。無類のワイン好き。

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