銀花(ぎんか)

「雪は天から送られた手紙である」とは雪の研究の第一人者である中谷宇吉郎博士の言葉です。この言葉の意味は、雪の結晶の形を見れば、上空の雲や大気の温度、水蒸気量などの気象状況が分かるということなのです。
「銀花」とは雪の別称。雪の結晶が花のように見えることから名付けられました。ほかに雪には「天花」、また、結晶が六角形のことから「六花(むつのはな)」とも呼ばれます。
思わず吸い込まれそうな写真からは、氷の音楽が聞こえて来そうですね。
みなさま、よいお年を!

撮影メモ:北海道美瑛町で撮影した雪の写真です。
美しい丘の風景の町で知られる美瑛ですが、
十勝岳のふもとの高原の気温と湿度の条件がそろい易いのか、
降り積もる雪が美しい六角形の結晶になる事が多いようです。
1センチほどにも成長した銀色に輝く結晶は、花のようです。

写真:宮武健仁(みやたけ・たけひと) 
日本写真家協会会員。1966年大阪生まれ、徳島育ち。1995年徳島に帰郷し、郷里の吉野川を中心に瀬戸内海・太平洋・四万十川など四国の 水を撮り歩く。2009年より通い続ける桜島の赤い噴火や、火山雷の写真は、「ナショナルジオグラフィック」誌などで紹介され、2012年に写真絵本「桜島の赤い火」(福音館書店)出版。現在ライフワークとしている水の風景に加え、活火山と、火山が作り出した特徴のある地形を求めて国内各地に出かけている。

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今週の季節の言葉

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ブログ著者

浦川聡子

(うらかわ・さとこ)
俳人。編集者。1986年より俳句をはじめる。1993年、第11回現代俳句協会新人賞受賞。日本文藝家協会会員・国際俳句交流協会実行委員。現代俳句新人賞選考委員。アマチュアオーケストラ(弦楽器)に所属、音楽を題材とした作品に定評がある。平成25年度版『明解国語総合』(高校国語教科書)に作品収載。句集に『クロイツェル・ソナタ』『水の宅急便』。『眠れる木』。『教科書にでてくる!俳句かるた』監修。今年3月、別冊NHK俳句『もっと知りたい美しい季節のことば』を刊行。ブログはこちら「浦川聡子 俳句の世界へ」
フェイスブックhttp://www.facebook.com/satoko.urakawa.1

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