キャベツ(1)~丸ごと1コがお得~

キャベツは主婦にとってはお財布にもやさしい野菜のひとつ。常備している家庭も多いのではないでしょうか。

一年中で回っていますが、旬は春と冬。春キャベツは葉の巻きがふんわりとゆるく、瑞々しいのが特徴。生で食べると柔らかく歯触りも抜群。冬キャベツは逆に巻きがしっかりとしていて、切ると葉の密度が濃い。しっかりと固く葉が折り重なっており、ずっしりと重い。こちらは煮込むと甘みが出ます。

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煮込みでよくつくるひとつがロールキャベツ(つくり方は『きょうの料理ビギナーズ』4月号を、ぜひご覧ください^^)。

外側の葉は緑が鮮やかでツヤとはりのあるもの。芯の切り口が小さめのものがおいしいキャベツと聞きました。最近はカットキャベツも多く出回っていますが、切り口がきれいなものを選びます。中心に向けて盛り上がっているものはやや時間がたっているものです。できれば1コ丸ごと買って、生でサラダに、炒めて、煮てと、調理方法を変えて楽しむと、あっというまに1コがおなかに納まります。

すぐに食べられない時は、せん切りにして塩をしてしんなりとさせておく。それを漬け物代わりに食べたり、スープにしたり、あえ物にしたりしていると、これもまた消費が早い。何かしらの下ごしらえがしてあると、丸ごと冷蔵庫に入っているものよりも、積極的に食べる気がするのです。

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春キャベツはザクザクと切って、サッと炒めれば1品に(写真はアンチョビ炒め。こちらのつくり方も『きょうの料理ビギナーズ』4月号に掲載しております)。

ビギ連載4月号

★次回も、キャベツを取り上げます。3月30日更新予定です!

このブログについて

飛田和緒さんの野菜とのつきあい方

人気の料理研究家が、季節の野菜とじっくり向き合っていきます。

ブログ著者

飛田和緒

料理家。1964年東京生まれの東京育ち、高校時代の数年間を長野で過ごす。現在は、湘南の街に夫、娘とともに暮らす。祖母の料理から引き継いだ東京の味、長野に住む母や友人によって知った長野の味、自身が暮らす湘南の味、その土地の素材と向き合いながら、日々の食卓で楽しめる家庭料理や保存食を作り続けている。手軽に作れるふだんのおかずで、シンプルなレシピにファンが多い。著書に『常備菜』(主婦と生活社)など多数。

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