市販のドリンク酢&ミニトマトで 真夏の「ずぼらピクルス」

不順な天候の今夏。おいしさと同時に、買い物も加熱調理も、できるだけ効率よく、短時間で済ませられるよう、発信すべきだと痛感します。

ミニトマトでこしらえる甘酢漬け(=ピクルス)のレシピを再考、より手軽なスタイルにアレンジしてみました。

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ミニトマトは、その愛らしさと同時に比較的、日持ちがする上、栄養面でも優等生。水分が多く、甘酸っぱいので、食欲がわかないこの季節でも、食べやすい野菜と言えるでしょう。

サラダとして、口直し兼、薬味、あるいは箸休めとして、時にはデザート代わりにもなるミニトマトのピクルスは、うちの番頭さん「小鮫」いわく、「丼いっぱいつくっても、足りない」そうです。

確かに、浅漬けからよくよく味が浸みた状態まで、ひんやりと冷やした果肉を毎食つまむのは、健康派の選択といえるかもしれません。

僕はこれまで、ワインビネガーや米酢にハチミツ、ハーブを加え、それらを軽く煮溶かしてベースをつくっていました。これを、市販のドリンク酢と酢にスイッチして、糖分を溶かす手間をカット、濃い目に水で割って、火を使わずに済ませます。

ミニトマトの湯むきは、味をよく浸みこませるため、ひと手間かけたいところ。

ガス台の前にどうしても立ちたくなければ、ボウルの熱湯に、切り込みを入れた果実を浸す方法でもかまいませんョ。

ドリンク酢だけだと、ぼんやりした仕上がりになるので、酢をプラスするのがポイント。キリッと、締まった味になります。ハーブは、タイム、ローズマリー。ミントもお勧めです。

今日のお昼は、タイ風のココナッツ&チキンカレー。お供はもちろん、ミニトマトのピクルスです。ぜひ、お試しください!

ミニトマトとレモントマトのピクルス

材料(直径13㎝×深さ6㎝のふた付きガラス容器/400~500ml 1つ分。ホーロー容器でもよい)
ミニトマト 10コ
レモントマト 10コ
あればローズマリー・タイム 各1~2本
A(漬け汁)

市販のドリンク酢  30ml
(4倍希釈、加糖タイプ/ここではブルーベリー黒酢を使用、バーモント酢などでもよい)
酢 30ml

1 ミニトマトとレモントマトは、ヘタを取り、頭に浅い切り目を入れて熱湯をくぐらせ、冷水に放してから、皮をむく。

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レモントマトは、ヘタの付いていた部分に、十文字の切り目を浅く入れる。

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2 ガラス容器に1のミニトマト2種を入れる。ローズマリーとタイムは、熱湯をサッとくぐらせ、水けをきって加える。小器にAの材料と水30㎖を合わせる。

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ガラス容器のトマトに漬け汁を注ぎかけ、軽く混ぜる。ふたをして、冷蔵庫に2~3時間以上入れて、味がしみたらできあがり。翌日以降は、より味がしみておいしくなる。

☆次回は、9/1更新の予定です。

 

●鮫島正樹(さめじま・まさき)
料理家、メニュー開発コンサルタント。故・入江麻木氏に師事、ヨーロッパ家庭料理と伝統菓子を学ぶ。1983年に独立、「フード アート アンド デザイン シィ」を立ち上げる。以降、NHK「きょうの料理」講師をはじめ、欧風家庭料理をベースとした健康派のレシピを、作る楽しみとともに発信。近年は自らの暮らしと照らして、中高年のための食卓提案に力を注いでいる。著書に「魅惑の欧風菓子」(主婦と生活社)、「食べてきれいになる137レシピ」、「三ッ星サラダBOOK」(ともに世界文化社)ほか。行きつけだった近所のブランジェリーが突如、閉店。流行っていたのに……まぁ、新たな店を探す楽しみと考えよう。

◇小鮫(こさめ)
鮫島スタジオを取り仕切る、古参の助手。師匠にも、容赦ない毒舌を浴びせること度々。無類の甘党。炎天下、元気なのはサルスベリばかり。夏休みは専ら籠城、静養、おやつ三昧。

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鮫島式 シニアごはん

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ブログ著者

鮫島正樹

(さめじま・まさき)料理家、メニュー開発コンサルタント。1951年生まれ。
故・入江麻木氏に師事、ヨーロッパ家庭料理と伝統菓子を学ぶ。
1983年に独立、「フード アート アンド デザイン シィ」を立ち上げる。
以降、NHK「きょうの料理」講師をはじめ、
欧風家庭料理をベースとした健康派のレシピ、作る楽しみを発信している。
近年は特に、中高年のための食卓提案に力を注いでいる。無類のワイン好き。

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