俳句をつくろう!「今日つかいたい季語」(3)

二〇一七年十月十三日 金曜日(旧暦八月二十四日)

二十四節気】 寒露(かんろ) 二〇一七年十月八日~十月二十二日

七十二候】 菊花開(きくはなひらく)二〇一七年十月十三日~十月十七日

菊の花が開く時期。

 

秋の暮

秋の日暮れ。「秋の夕暮」ともいいます。秋の季節の終わりをいうこともありますが、夕暮れのことをいうことが多いようです。『枕草子』に「秋は夕ぐれ」とあるように、秋の暮のしみじみとした情緒は古くから日本人が愛し、和歌にも多く詠まれてきました。

 

山門をぎいと鎖(とざ)すや秋の暮  正岡子規

 

現代の生活で感じる秋のわびしさ、寂しさを詠んでみたいですね。

暦について

新暦(太陽暦)は地球が太陽の周りを一周する期間を一年と設定しているのに対して、旧暦(太陰太陽暦)は月の満ち欠け(朔望月・約二十九.五日)によって一か月を決め、その十二か月分を一年(三百五十四日〈純粋な太陰暦〉。新暦の一年より十一日ほど短くなる)と設定し、約三年に一度は閏月を入れる(例えば五月と閏五月のように同じ月二度繰り返す)ことで、一年の長さのずれを調整しています。

二十四節気・七十二候について

地球が太陽の周りを一周する一年を、古くは冬至を起点(近世からは春分を起点)として二十四等分したものが二十四節気です。

さらに一節気を三等分したものが七十二候です。(一節気は約十五日、一候は約五日)。それぞれにはその時候を表す名称、自然事象に託した言葉がつけられています。

 

著者 俳人・田口茉於&NHK俳句編集部

撮影:板野賢治

このブログについて

俳句をつくろう!「今日つかいたい季語」

俳句作りのポイントは季語(季節の言葉)と五七五のリズム。今日つかいたい季語に出合ったら一句詠んでみませんか。

ブログ最新記事