俳句をつくろう!「今日つかいたい季語」(10)

2017年10月26日 木曜日(旧暦9月7日)

【二十四節気】 霜降(そうこう) 2017年10月23日~11月6日

【七十二候】 霜始降(しもはじめてふる)2017年10月23日~10月27日

氷の結晶である霜がはじめて降りるころ。

 

釣瓶落し

釣瓶(井戸の水をくみ上げる桶)が井戸にまっすぐに落ちるかのように、秋の日があっという間に沈む様子のことをいいます。季語として認められたのは、意外にも現代になってから。新しい季語です。

 

東にも釣瓶落しの余韻かな   松尾清隆

 

日の沈む西の空ではなく、東の空の様子を俳句にしています。

こんな発見も素敵な俳句になります。

 

暦について

新暦(太陽暦)は地球が太陽の周りを一周する期間を一年と設定しているのに対して、旧暦(太陰太陽暦)は月の満ち欠け(朔望月・約二十九.五日)によって一か月を決め、その十二か月分を一年(三百五十四日〈純粋な太陰暦〉。新暦の一年より十一日ほど短くなる)と設定し、約三年に一度は閏月を入れる(例えば五月と閏五月のように同じ月二度繰り返す)ことで、一年の長さのずれを調整しています。

二十四節気・七十二候について

地球が太陽の周りを一周する一年を、古くは冬至を起点(近世からは春分を起点)として二十四等分したものが二十四節気です。

さらに一節気を三等分したものが七十二候です。(一節気は約十五日、一候は約五日)。それぞれにはその時候を表す名称、自然事象に託した言葉がつけられています。

 

著者 俳人・田口茉於&NHK俳句編集部

撮影:板野賢治

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俳句をつくろう!「今日つかいたい季語」

俳句作りのポイントは季語(季節の言葉)と五七五のリズム。今日つかいたい季語に出合ったら一句詠んでみませんか。

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