俳句をつくろう!「今日つかいたい季語」(31)

『はじめておぼえる季語100』

2018年 1月26日 金曜日(旧暦12月7日)

【二十四節気】 大寒(だいかん) 2018年1月20日~2月3日

【七十二候】 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)2018年1月25日~1月29日

沢に厚い氷が張りつめるころ

 

氷柱 (つらら)

水滴が凍り垂れさがったもの。家の軒先や、枝や岩などに見られます。

雪が降り、積もった雪がとけ始めたころにもよく見られます。

 

つらら太りほういほういと泣き男   西東三鬼

 

〈中年や遠くみのれる夜の桃〉など独特の作風にファンの多い俳人の句です。

「泣き男」とは? 「ほういほうい」とは泣声? と不思議な世界の句ですが、

なんだか忘れられません。氷柱を見つけたら立ちどまって俳句を考えてみませんか。

 

暦について

新暦(太陽暦)は地球が太陽の周りを一周する期間を一年と設定しているのに対して、旧暦(太陰太陽暦)は月の満ち欠け(朔望月・約二十九.五日)によって一か月を決め、その十二か月分を一年(三百五十四日〈純粋な太陰暦〉。新暦の一年より十一日ほど短くなる)と設定し、約三年に一度は閏月を入れる(例えば五月と閏五月のように同じ月二度繰り返す)ことで、一年の長さのずれを調整しています。

二十四節気・七十二候について

地球が太陽の周りを一周する一年を、古くは冬至を起点(近世からは春分を起点)として二十四等分したものが二十四節気です。

さらに一節気を三等分したものが七十二候です。(一節気は約十五日、一候は約五日)。それぞれにはその時候を表す名称、自然事象に託した言葉がつけられています。

 

著者 俳人・田口茉於&NHK俳句編集部

このブログについて

俳句をつくろう!「今日つかいたい季語」

俳句作りのポイントは季語(季節の言葉)と五七五のリズム。今日つかいたい季語に出合ったら一句詠んでみませんか。

ブログ最新記事