俳句をつくろう!「今日つかいたい季語」(33)

2018年 2月4日 日曜日(旧暦12月19日)

【二十四節気】 立春(りっしゅん) 2018年2月4日~2月18日

【七十二候】 東風解凍(はるかぜこおりをとく)2018年2月4日~2月8日

春の風が川や湖の氷をとかしはじめるころ。

 

立春(りっしゅん)

二十四節気の春の最初の節。まだ春らしい暖かさとはほど遠いような寒さですが、「立春」と聞くとどこか空気が色づきはじめたような気がしませんか。

 

立春大吉神田の町に手風琴      加古宗也(かこそうや)

 

 

手風琴とはアコーディオンのこと。神田は本屋だけでなく、楽器店が多く集まっています。偶然にアコーディオン奏者の演奏を耳にしたのでしょう。そのことを作者はとても幸運に感じています。「立春大吉(りっしゅんだいきち)」という季語のリズムが、春を迎えた心のはずみも表していて、この時期になると、ふと口ずさみたくなる一句。

 

暦について

新暦(太陽暦)は地球が太陽の周りを一周する期間を一年と設定しているのに対して、旧暦(太陰太陽暦)は月の満ち欠け(朔望月・約二十九.五日)によって一か月を決め、その十二か月分を一年(三百五十四日〈純粋な太陰暦〉。新暦の一年より十一日ほど短くなる)と設定し、約三年に一度は閏月を入れる(例えば五月と閏五月のように同じ月二度繰り返す)ことで、一年の長さのずれを調整しています。

二十四節気・七十二候について

地球が太陽の周りを一周する一年を、古くは冬至を起点(近世からは春分を起点)として二十四等分したものが二十四節気です。

さらに一節気を三等分したものが七十二候です。(一節気は約十五日、一候は約五日)。それぞれにはその時候を表す名称、自然事象に託した言葉がつけられています。

 

著者 俳人・田口茉於&NHK俳句編集部

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俳句をつくろう!「今日つかいたい季語」

俳句作りのポイントは季語(季節の言葉)と五七五のリズム。今日つかいたい季語に出合ったら一句詠んでみませんか。

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