骨を元気に保つ手助けに 、ふんわり「しらす&チーズのスプレッド」 ON トースト

シニア世代、ことに女性にとって骨量の維持は大きな課題。その手助けとなる、お手軽なスプレッドをつくってみました。

パンにたっぷりと塗って、こんがりトーストに。知らず知らずのうちに、少しでも骨が元気になりますように。

年を重ねるごとに、ひとりふたりと骨折の知らせが耳に届きます。幸い、僕は今のところそうしたアクシデントに遭わずに済んでいますが、転ばぬ先の杖、日頃から意識的にたんぱく質を摂りながら、ほどよい屋外での運動を心掛けています。

女性の場合は、さらに積極的な対応が必要となりますね。

骨の新陳代謝を促し、骨粗しょう症を招かないための栄養素は、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKが知られています。前の2つは、いっしょに食べることで腸管での吸収率が上がります。

そこで、釜揚げしらすとカッテージチーズ、牛乳=いずれもカルシウム豊富、卵=ビタミンD含有の出番です。今日は、さらに刻みパセリも加えて、カルシウム度アップを図ります。

スプレッドの材料を順に合わせ、混ぜるだけ。味つけは少量の塩のみ。周囲に浅い切り目を入れた食パンにこんもりと塗りのばし、中央部をへこませて卵黄をトッピング。あとは、ただ焼くだけです。

釜揚げしらすは、混ぜ合わせる過程で自然と細かく砕かれ、チーズなどと混然一体になっているため、火を入れると軽くふくらみ、ふんわりと軽く、ムースのような焼き上がりになります。見た目も、白×グリーン×黄のコントラストが美しく、食欲をそそります。

健康は日々の食事から。ほんの少しの工夫が、明日の元気をつくります。ぜひ、お試しください!

しらす&カッテージチーズスプレッド・オン・トースト

材料(2人分)
食パン(2.5cm厚さ) 2枚
カッテージチーズ(裏ごしタイプ) 80g
牛乳 大さじ1
しらす(釜揚げ) 30g
刻みパセリ 大さじ3
塩 少々
卵黄 2コ

(白身は使わないので、メレンゲなどに利用を)
お好みではちみつ 適宜

1 食パンの耳の内側に、ナイフを差し込み、1㎝程度の深さの切り目を入れる。

2 仕上げ用に、しらすと刻みパセリをそれぞれ1/3量を、別に取っておく。

3 ボウルにカッテージチーズと牛乳を合わせて混ぜる。

なめらかなクリーム状になったら、しらすと刻みパセリ、塩を加えてさらに混ぜる。

4 1の食パンに、3のスプレッドをすみずみまでたっぷりと塗りのばす。中央部をスプーンなどで少し凹ませて、卵黄をそっとおく。卵黄のまわりに仕上げ用のしらすと刻みパセリを散らす。

5 オーブントースター(750W)を十分に予熱で温めておき、天板に4を並べて約10分焼く。でき上がり。お好みで、はちみつをかけてもよい。

☆次回は、6/8に更新の予定です。

●鮫島正樹(さめじま・まさき)
料理家、メニュー開発コンサルタント。故・入江麻木氏に師事、ヨーロッパ家庭料理と伝統菓子を学ぶ。1983年に独立、「フード アート アンド デザイン シィ」を立ち上げる。以降、NHK「きょうの料理」講師をはじめ、欧風家庭料理をベースとした健康派のレシピを、作る楽しみとともに発信。近年は自らの暮らしと照らして、中高年のための食卓提案に力を注いでいる。著書に「魅惑の欧風菓子」(主婦と生活社)、「食べてきれいになる137レシピ」、「三ッ星サラダBOOK」(ともに世界文化社)ほか。先日発売の、「2300万人が選んだ みんなのきょうの料理 ベスト100レシピ」(NHK出版)にも、僕のレシピが入っています!

◇小鮫(こさめ)
鮫島スタジオを取り仕切る、古参の助手。師匠にも、容赦ない毒舌を浴びせること度々。無類の甘党。「万能つゆ」でさえ使うのが面倒という世の中。自分の身体をどう守る?

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鮫島式 シニアごはん

料理研究家の鮫島正樹さんが、ふだんの食生活とレシピを公開します。

ブログ著者

鮫島正樹

(さめじま・まさき)料理家、メニュー開発コンサルタント。1951年生まれ。
故・入江麻木氏に師事、ヨーロッパ家庭料理と伝統菓子を学ぶ。
1983年に独立、「フード アート アンド デザイン シィ」を立ち上げる。
以降、NHK「きょうの料理」講師をはじめ、
欧風家庭料理をベースとした健康派のレシピ、作る楽しみを発信している。
近年は特に、中高年のための食卓提案に力を注いでいる。無類のワイン好き。

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