火を使わないひと皿で体力温存! 「タコとレモントマトのサラダ」

こうも「夏」が長くなると、頼みの綱は「できあいのおかず」というご家庭も多いと思います。

シニア世代なら、なおさら。無理に揚げ物や煮物をして体調を崩しては本末転倒です。主菜づくりはできる日に見送って、副菜だけ、ちょちょいとつくってみませんか。

この献立のポイントは「火を使わない」こと。お刺身用のボイルしたたこを、食べやすいように切り、レモン果汁でこしらえたシンプルなドレッシングで和えます。

そのドレッシングは、オイル控えめ。きゅうりを中心とした粗みじんの野菜類をたっぷりと加えて「野菜ごろも」の感覚に仕立て、たこにどっさりとまぶします。

今日の第一の目的は、調理の負担を減らすことにあるので、たこの湯通しや、みじん切りにしたたまねぎをさらす手間は省きます。食べ切る分だけをつくりましょう。

「野菜ごろも」に入れた、にんにくのしょうゆ漬けは市販品。例によって、買い物中に顔見知りのマダム連に取り囲まれ、「食べ切れずに冷蔵庫に入れたままの瓶詰があってね……。よい使い途、あるかしら」。お安い御用です。生にんにくよりも穏やかな風味で、調味料として活用できます。ピクルスをソースに混ぜる感覚で、気軽にプラス。

なければ生にんにくを刻むか、おろして、しょうゆ少々といっしょに加えればOKです。

果肉の締まったレモントマトと盛り合わせて、華やかに。こういうサラダなら、いくらでも食べられますネ。

ぜひ、お試しください!

たことレモントマトのサラダ

材料(2人分)
タコの足(ボイル。刺身用) 1本(約90g)
レモントマト 中4コ
きゅうり 2/3本
たまねぎ 中1/6コ
にんにくのしょうゆ漬け(市販) 1かけ(なければにんにく1/2かけ+しょうゆ少々)
ディル 1本
A(ドレッシングベース)
 レモン汁 大さじ1/2
 塩・こしょう 各少々
 エクストラバージンオリーブ油 大さじ1強

1 たこは一口大に切る。太い部分は、味がよく浸みるよう、ややそぐように切る。

2 ボウルに、オリーブ油以外のAの材料を合わせ、よく混ざったらオリーブ油を注ぎ、かくはんしてドレッシングベースをつくる。

3 きゅうり、たまねぎ、にんにくは粗みじん切りにする。ディルはみじん切りにする。フードプロセッサーがあれば、一気に回してカットしてもよい。

2のボウルに加える。生にんにくを使う場合は、ここでしょうゆ少々を加える。

 

4 3に1のたこも加えて、混ぜる。


  
ラップをかけて、冷蔵庫でしっかりと冷やす。でき上がり。

★次回は、8/24更新の予定です。

●鮫島正樹(さめじま・まさき)
料理家、メニュー開発コンサルタント。故・入江麻木氏に師事、ヨーロッパ家庭料理と伝統菓子を学ぶ。1983年に独立、「フード アート アンド デザイン シィ」を立ち上げる。以降、NHK「きょうの料理」講師をはじめ、欧風家庭料理をベースとした健康派のレシピを、作る楽しみとともに発信。近年は自らの暮らしと照らして、中高年のための食卓提案に力を注いでいる。著書に「魅惑の欧風菓子」(主婦と生活社)、「食べてきれいになる137レシピ」、「三ッ星サラダBOOK」(ともに世界文化社)ほか。発売中の、「2300万人が選んだ みんなのきょうの料理 ベスト100レシピ」(NHK出版)にも、レシピ掲載あり。今週は季節に大きく逆らって、「晩秋」の食卓演出に汗びっしょり。本当の秋は、まだしばらく先。美しい日本の秋が待ち遠しい……。

◇小鮫(こさめ)
鮫島スタジオを取り仕切る、古参の助手。師匠にも、容赦ない毒舌を浴びせること度々。無類の甘党。平熱を上回る気温に、ギブアップ。自宅では、専らレンジ調理で「助手失格」。

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鮫島式 シニアごはん

料理研究家の鮫島正樹さんが、ふだんの食生活とレシピを公開します。

ブログ著者

鮫島正樹

(さめじま・まさき)料理家、メニュー開発コンサルタント。1951年生まれ。
故・入江麻木氏に師事、ヨーロッパ家庭料理と伝統菓子を学ぶ。
1983年に独立、「フード アート アンド デザイン シィ」を立ち上げる。
以降、NHK「きょうの料理」講師をはじめ、
欧風家庭料理をベースとした健康派のレシピ、作る楽しみを発信している。
近年は特に、中高年のための食卓提案に力を注いでいる。無類のワイン好き。

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