俳句をつくろう!「今日つかいたい季語」(48)

2019年 1月2日 水曜日(旧暦11月27日)

【二十四節気】 冬至(とうじ) 2018年12月22日~2019年1月5日

【七十二候】 雪下出麦(ゆきくだりてむぎのびる)2019年1月1日~5日

雪の下に麦の芽が出始めるころ。

 

初夢(はつゆめ)

新しい年に初めて見る夢のこと。元日の夜、または正月二日の夜に見る夢のことを言います。

 

 

初夢に尾のある者を見たりけり     正岡子規

 

 

不思議な展開であればあるほど、楽しい一句に仕上がりそうな季語です。

〈初夢のなかをどんなに走つたやら 飯島晴子〉この句も忘れがたい一句。

息がきれるほど何のために走ったのでしょう。叶わない何かを心に秘めているようで切なくなります。

 

暦について

新暦(太陽暦)は地球が太陽の周りを一周する期間を一年と設定しているのに対して、旧暦(太陰太陽暦)は月の満ち欠け(朔望月・約二十九.五日)によって一か月を決め、その十二か月分を一年(三百五十四日〈純粋な太陰暦〉。新暦の一年より十一日ほど短くなる)と設定し、約三年に一度は閏月を入れる(例えば五月と閏五月のように同じ月二度繰り返す)ことで、一年の長さのずれを調整しています。

二十四節気・七十二候について

地球が太陽の周りを一周する一年を、古くは冬至を起点(近世からは春分を起点)として二十四等分したものが二十四節気です。

さらに一節気を三等分したものが七十二候です。(一節気は約十五日、一候は約五日)。それぞれにはその時候を表す名称、自然事象に託した言葉がつけられています。

 

著者 俳人・田口茉於&NHK俳句編集部

このブログについて

俳句をつくろう!「今日つかいたい季語」

俳句作りのポイントは季語(季節の言葉)と五七五のリズム。今日つかいたい季語に出合ったら一句詠んでみませんか。

ブログ最新記事