俳句をつくろう!「今日つかいたい季語」(58)

2019年3月15日

 

「卒業(そつぎょう)」

 

小学校から大学までの卒業式の多くが3月に行われます。ずっと前の卒業した日のこと、子どもや孫の卒業のこと、道で偶然見かけた卒業式帰りの子どもたちのことなどを詠んでみませんか。

 

卒業の最後の一人呼び終る 中田尚子

(そつぎょうのさいごのひとりよびおわる なかたなおこ)

 

教師として卒業式に参加しています。子どもたちの成長を見守ってきた教師にとって、この日がどんなに特別な日かと思うと、胸がいっぱいになります。最後の一人を呼び終ったときの達成感や、寂しさ、子どもたちへの愛おしさ、たくさんの気持ちがせまってきます。

 

2019年 3月15日 金曜日(旧暦2月9日)

【二十四節気】 啓蟄(けいちつ) 2019年3月6日~3月20日

土に籠っていた虫が出てくるころ

【七十二候】 桃始笑(ももはじめてさく)2019年3月11日~15日

桃の花が咲き始めるころ

暦について

新暦(太陽暦)は地球が太陽の周りを一周する期間を一年と設定しているのに対して、旧暦(太陰太陽暦)は月の満ち欠け(朔望月・約二十九.五日)によって一か月を決め、その十二か月分を一年(三百五十四日〈純粋な太陰暦〉。新暦の一年より十一日ほど短くなる)と設定し、約三年に一度は閏月を入れる(例えば五月と閏五月のように同じ月二度繰り返す)ことで、一年の長さのずれを調整しています。

二十四節気・七十二候について

地球が太陽の周りを一周する一年を、古くは冬至を起点(近世からは春分を起点)として二十四等分したものが二十四節気です。

さらに一節気を三等分したものが七十二候です。(一節気は約十五日、一候は約五日)。それぞれにはその時候を表す名称、自然事象に託した言葉がつけられています。

 

著者 俳人・田口茉於&NHK俳句編集部

撮影:板野賢治

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俳句をつくろう!「今日つかいたい季語」

俳句作りのポイントは季語(季節の言葉)と五七五のリズム。今日つかいたい季語に出合ったら一句詠んでみませんか。

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