春キャベツは、蒸すに限る!~人気のさば缶ディップで~

クリームがかった、淡く美しい緑色がなんとも食欲をそそる春キャベツ。

そのまま、蒸してもりもり食べるのはこの季節ならではの、お楽しみデス。人気沸騰中のさば缶と取り合わせて、手軽にどうぞ。

魚のみならず、野菜のヘタや皮までもが「ゴミ(!?)が出る」と敬遠される昨今。

キャベツ1玉の重さを思えば、多忙な世代に限らず、シニア世代にもカット野菜のパックが歓迎されるのもやむないことかもしれません。

ただ、野菜好き、とりわけキャベツ好きの僕に言わせれば、この季節だけは半玉でもいいから、パックしていないキャベツを買って、その色合いや柔らかさ、春の香りを味わっていただきたい。

ザクザクと放射状にほうちょうを入れて、ただ素蒸しにするだけ。

レンジ蒸しではなく、ここはぜひ、蒸し器を使ってください。

中央部分の葉がレモン色に透き通ってきたら、もうでき上がり。

今日は、さばの水煮缶にすりごまとバルサミコ酢を加え、ザックリ混ぜたディップをたっぷりとのごま油をひと回し。エクストラバージンオリーブ油でもイイですよ。ほんのひとさじの油が加わることで全体のまとまりがよくなります。

赤とうがらしや花ざんしょうの粗びきをふると、一段とイケます。

ヘルシーで、春らしい、家庭のひと皿。ぜひ、お試しください!

蒸しキャベツ&さばディップ

材料(2人分)
春キャベツ(外葉ははがす) 約600g
粗びき赤とがらし粉・粗びき花ざんしょう(好みで) 各少々
ごま油  小さじ1/2
A(さばディップ)
 さば水煮缶 1缶(150g)
 白ごま(半ずり) 小さじ2
 バルサミコ酢 小さじ1

1 キャベツは大きさにもよるが、1玉を縦半分に切り、さらにそれぞれを縦4等分する。芯の部分は小さく残して、葉がバラバラにならないようにする。芯が厚いところは、そぐ。 

ざるにキャベツを並べて、流水で手早く洗い、水をきる。

2 蒸し器に湯を沸かし、十分に湯気が上がってきたら、1のキャベツをなるべく重ならないように広げて並べる。

ふたをして10分強蒸す。

3 キャベツを蒸す間に、小器にさばの水煮缶を汁ごと移し、フォークなどで粗めにほぐす。すりごまとバルサミコ酢を加えて混ぜる。下写真の下は、市販の辛味スパイスミックス。


 
4 蒸し上がった2のキャベツの水けを、トングなどで軽く絞りながら、熱いうちに器に盛る。

辛味スパイスをふりかけ、さばディップを散らす。仕上げにごま油を回しかける。でき上がり。

☆次回は、4/26更新の予定です。

●鮫島正樹(さめじま・まさき)
料理家、メニュー開発コンサルタント。故・入江麻木氏に師事、ヨーロッパ家庭料理と伝統菓子を学ぶ。1983年に独立、「フード アート アンド デザイン シィ」を立ち上げる。以降、NHK「きょうの料理」講師をはじめ、欧風家庭料理をベースとした健康派のレシピを、作る楽しみとともに発信。近年は自らの暮らしと照らして、中高年のための食卓提案に力を注いでいる。著書に「魅惑の欧風菓子」(主婦と生活社)、「食べてきれいになる137レシピ」、「三ッ星サラダBOOK」(ともに世界文化社)、「2300万人が選んだ みんなのきょうの料理 ベスト100レシピ」(NHK出版/共著)など。以前から、心がけて来た「口腔衛生」と「腸活」。ここへ来て、注目著しい2つのムーブメントに「間違ってなかった!」と喝采。

◇小鮫(こさめ)
鮫島スタジオを取り仕切る、古参の助手。師匠にも、容赦ない毒舌を浴びせること度々。無類の甘党。御代替わりも間近。しばらくお休みをいただいていた当欄も心機一転、再開しました。何卒宜しくお願い致します。

このブログについて

鮫島式 シニアごはん

料理研究家の鮫島正樹さんが、ふだんの食生活とレシピを公開します。

ブログ著者

鮫島正樹

(さめじま・まさき)料理家、メニュー開発コンサルタント。1951年生まれ。
故・入江麻木氏に師事、ヨーロッパ家庭料理と伝統菓子を学ぶ。
1983年に独立、「フード アート アンド デザイン シィ」を立ち上げる。
以降、NHK「きょうの料理」講師をはじめ、
欧風家庭料理をベースとした健康派のレシピ、作る楽しみを発信している。
近年は特に、中高年のための食卓提案に力を注いでいる。無類のワイン好き。

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